昨夜は僕が勉強させてもらってる
中小企業家同友会の地区例会&新年会がありました
今回は新年会とゆー事もあって
普段のような会議室ではなく
鯉川筋にある某料理店が会場だったんです
いつもの様にジーパンとトレーナーと前掛けで
会議に参加するつもりだったんですが
店を出る前に、ちょっとそのお店のサイトを見てみたら、あなた!
めちゃめちゃ高級感溢れまくりの店舗じゃないのさ!
もうね、まるで料亭ですわ、料亭!
急遽、慣れないスーツに着替えて出動したわけでございます
元町の駅を下りて
その高級料理店に行こうと地図を見たら
その店の場所が全然わからへんのよぉ
さすが個室&隠れ家的存在をアピールしてる店だけはあるね
本気で20分ほど迷ったぜ!
お店のちょっと対応の悪い電話を参考に
なんとかたどり着いたら
その店構えの素晴らしさに絶句よ!
和ですわ、和!
もうね、和の世界満載!
ちょっと感動して、写真を撮りまくりましたよ
中に入って通された個室がめちゃ狭い!
そのめちゃ狭いところに男性8人+巨大な米屋1人
そして、みんなは苦笑い
しかも、個室の中のテーブルは全部で3つあったのに
なぜか2つのテーブルのみ使用
僕の頭の中は『?』でいっぱいだったんですけど
とりあえず、みんなで肩を寄せ合うように新年の挨拶
料理を食べ出したらお皿が空きますやん?
だから、使っていない謎のテーブルの上にお皿を置いていくと・・・
お店のスタッフの方が飛んできて
「申し訳ございません」と
おぉお!さすが、料亭っぽい!
スタッフが皿を下げる前に
お客さんが皿を下げる仕草をしただけで謝りにくるんやぁ
って、思ってたら
「申し訳ございません、このテーブルは他のお客様が来られるので、使わないでください」って。
あれ? ここ、個室ですよね??
なぜに、他のお客様が??
この辺りから、みんながなぜ苦笑いだったかを理解しだしました
詳しく書くと、百科事典並になっちゃうので
サクッと書かせてもらうと・・・
9人で予約をしていた我々、急遽2人増える事になったんです
で、途中、鍋料理が出てきたんですけど
その鍋を食べるポン酢の小鉢が9人分しかないの(笑)
で、僕が「2人ぶん足りませんよ」って言うと
「9人でお聞きしてますので」とスパッと切り落とす(笑)
飲み物を注文しても15分くらい来ない
来ても、注文した人と全く違う人に出す(笑)
灰皿が満タンなのに、いっさい取り替えず
厨房で足りなくなったお皿やグラスだけを下げる
足りてる皿は据え置き(笑)
エアコンの風向きが客席にダイレクトで
座ってる僕らの眼球を乾かしまくりなので
「風向きを変えてぇ」ってお願いすると
「かしこまりましたぁ」って返事はするけど作業はせず。
20分後に再度お願いするも、帰りまで風向きはそのまま(笑)
あげく「11人分の領収書をください」ってお願いすると
「そーゆーのは、もっと早く言ってくださいね」と叱咤(笑)
ふだん、なかなか怒りを口に出さない僕ですが
思わず、言っちゃいましたよ
「ここ、すごいですね、このサービス、同じ客商売として許せないです」って。
って、言っても、チキンハートな僕の事ですから
声の大きさは、隣に座っていた人しか聞こえないくらいなんですけどね(笑)
で、その隣の社長さんが、ひと言
「川崎さん、このお店はね、お客様を見てないんだよ、このお店は料理しか見てないんだよ、いくら、外見や内装が良くても、お客さんの方向を見ていない商売はダメだね」と。
うぉぉぉぉぉぉぉぉ!
わかってる、わかってるけど
目の前で実例を出されて
バシッと言われると、めっちゃ勉強になる!
もうね、昨日は
『接客業とは何か』
『商売人はどの方向を見るべきか』
を、再認識した、非常に有意義な時間を過ごせましたよぉ
めちゃ高い接客セミナーより、もっと勉強になったぜ!
ある意味、めちゃハッピー!
鯉川筋の某お店さん
ありがとうございました!