アニマルラウンジ
デジオのオーナー達が一同に集うイベント
アニマルラウンジ
行きたくても行けない
アニマルラウンジ・・・
こんな夢を見ていました
会場の雰囲気は盛り上がっていた
舞台の上ではハイテクの音響機器たちが騒ぐ
さすが六本木、集まる客のセンスも良い
参加者の衣装は
まるでファッション雑誌から抜け出てきたようだ
そんな中、他の参加者達からの視線が痛いくらい
特殊な衣装に身を包んだ二人がいる
しゃくれもあいの兄貴と僕だ
初対面とは思えないほど打ち解けている。
だが、そんな時間も長くは続かない
あるとき僕が怒鳴り出す
僕「違うってゆーてるやろ!」
兄貴「わかってねーんだよ、てめーは!」
いがみ、怒鳴り合いながら立ち上がる二人
兄貴「やんのかてめー」
僕「やったらぁ!」
場内の視線は二人に集まる
上着を荒々しく脱ぎ捨てる二人
上着だけでは終わらない二人
シャツを脱ぎ、パンツを脱ぐ
ピンクの乳首を隠す貝殻以外のすべてを脱ぎすて、微笑む僕
下着以外を脱ぎ捨ておもむろに仮面をかぶる、しゃくれの兄貴
舞台の上ではDJ、VJが驚愕している
打ち合わせしていたかのように走り出す二人
僕の額には、いつの間にか例のロゴが浮き上がっていた
それは筋肉マンのようでもあった。
舞台に上った二人は
DJ、VJのマイクをもぎ取りこう叫ぶ
「俺達に音響機器なんていらねぇ!」
「俺達はマイク一本あればいい!」
その瞬間から、会場は二人のマシンガントークに包まれる
関西のボケと関東の突っ込み。
最高のコンビネーション。
究極のハーモニー。
1時間、2時間。
止まらないマシンガン。
止まらない笑い声。
だが、時間とは限りのある資源。
始まりがあれば
終わりは必ずくるもの
二人は舞台の中央でマイクを床に置き
参加者にお別れの挨拶をする
「しゃくれもあいでございましたぁ」
「神戸の米屋のてんちょ〜でございましたぁ」
『二人合わせて、金色パンツ&ホタテ貝’S』
会場内の「そのままやんけぇ!!」
とゆー声に押されながら
二人は六本木の街に消えて行く